分譲物件と賃貸物件の費用面の違いとは
居住する不動産を選ぶ場合に、賃貸と分譲のどちらを選ぶかは悩ましい問題ですが、両者の大きな違いの一つが必要となる費用です。比較的シンプルなのは賃貸の方で、イニシャルコストとして敷金や礼金が、ランニングコストとして家賃と管理費が、それぞれ発生することが一般的です。最近では、敷金・礼金なしという物件や家賃に管理費を含む物件なども増えて来ています。一方の分譲の場合には、ローンを組むかどうかで大きく違って来ます。ローンを組む場合は、イニシャルコストとして保証料が、ランニングコストとして毎月のローンの返済と管理費がそれぞれ発生します。それに加えて、不動産取得税や固定資産税などの税金がかかる点に留意する必要があります。

分譲物件と賃貸物件の建物の違いとは
次に、分譲と賃貸で違ってくるのが、建物などのハード面のスペックです。一般的には、分譲物件の方が購入者に魅力的に映るようにハイスペックな仕様になっているケースが多く、住宅設備なども最新のものが採用されていることが通常です。一方、賃貸物件と一口にいっても様々で、もともと賃貸用に建てられた物件と、分譲用に建てられて賃貸に回されている物件とではスペック面でも自ずから違いが生じます。基本的には後者の方が高スペックであることが多いですが、その分家賃が高くなっていたりするので、自分の予算と比較して選ぶのが良いでしょう。また、分譲物件の場合には、ハード以外にもコンシェルジュやクリーニングなどのソフト面のサービスが付随しているようなものも存在しています。
函館の賃貸物件は市内に大学が複数あり学生が多いことから、学生向けの賃料が安い物件も多いのが特徴です。